糖尿病療養指導
糖尿病とは
血液中の糖分の高い状態が続き、その結果、血管が障害され眼・神経・腎臓が侵されます。また、心臓・脳の病気や癌になり易くなります。
糖代謝異常の判定区分と判定基準
下記の2つ以上が確認された場合は糖尿病と判定します。
- 早朝空腹時血糖値:126㎎/dl以上
- 75ℊOGTT(経口ブドウ糖負荷試験)2時間値:200㎎/dl以上
- 随時血糖値:200㎎/dl
- HbA1c:6.5%以上
血糖コントロール指標「HbA1c」
採血時の血糖値がよくても、HbA1cが高ければ、過去1~2か月間の血糖の平均値はよくなかったといえます。
- 血糖正常化を目指す際の目標 6.0未満
- 合併症予防のための目標 7.0未満
- 治療強化が困難な際の目標 8.0未満
治療について
糖尿病の治療は、血糖値を適正な範囲に入れるようにすることが基本です。
当院では、糖尿病療養指導チームを編成しており、それぞれのスペシャリストが指導・サポートを行います。
糖尿病療養指導チーム
内科外来にて、専門医の診察後に、看護師・管理栄養士との面談を行います。
血糖管理のパートナーである医療従事者とともに、血糖変動やその改善策について考え、
よりよい血糖管理を目指していきます。
血糖管理のパートナーである医療従事者とともに、血糖変動やその改善策について考え、
よりよい血糖管理を目指していきます。
