消化器内科
(内視鏡診療部)
当診療科の3つの柱は
外来・入院・健診(予防医学)です。
当診療科の3つの柱は外来・入院・健診(予防医学)であり、これら3つの柱すべてに関わる業務が内視鏡と言われる手技です。
内視鏡には胃カメラ(EGD)・大腸カメラ(CS)・側視鏡(ERCPなどの胆膵内視鏡)などがあり、内視鏡の2つの柱は検査内視鏡と治療内視鏡です。検査内視鏡は診断にシフトした内視鏡で、主に疾病診断のための検査(ヘリコバクタービロリ胃炎や大腸ポリープなど)になります。
過去の胃カメラの月間最高数は739例、年間最高数は7313例でした。
過去の大腸カメラの月間最高数は128例、年間最高数は1326例でした。
治療内視鏡は通常と緊急に分けられます。通常の治療内視鏡で多いのは大腸ポリープ切除術(EMRやESDなど)であり、消化管出血などに対応す
る緊急内視鏡は外科医師や内科医師と協力して365日24時間、対応しています。
治療内視鏡の種類としては、出血性胃十二指腸漬瘍食道静脈瘤破裂などの消化管出血に対応する止血術(EVLやEISなど)、義歯誤飲などの異物
除去術、悪性腫瘍などによる狭窄に対応する消化管拡張術・消化管ステント留置術、内視鏡的胃瘻造設術、膵胆管ドレナージ、胆道採石などがあります。
今後は胃腫瘍に対するESD、小腸出血に対応する小腸内視鏡、消化管粘膜下腫瘍などに対応するEUS―FNA、そしてAiによる内視鏡診断も積極的
に取り入れていきたいと考えています。
実績
2022年 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | ERCP年間合計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ERCP | 9 | 8 | 7 | 10 | 7 | 7 | 12 | 13 | 6 | 13 | 10 | 10 | 112件 |

スタッフ紹介
-
消化器内科部長
沖田 英樹
おきた ひでき
出身大学 熊本大学 資格 日本内科学会認定内科医
日本内科学会総合内科専門医
日本消化器内視鏡学会専門医
嚥下機能評価研修会修了
臨床検査技師
緩和ケア研修会修了
二級臨床検査士・病理学 -
浦田 稔郎
うらた としろう
出身大学 名古屋市立大学 -
岩切 龍一
いわきり りゅういち
出身大学 九州大学 資格 総合内科認定医・専門医
医学博士
日本消化器内視鏡学会認定専門医・指導医
日本消化器病学会認定専門医・指導医
日本消化管学会胃腸科専門医・指導医