脳神経外科
地域に根付いた医療と
次世代の脳神経外科診療を目指して
脳神経外科は基本領域診療科であるため、その診療内容は決して手術だけではなく、診断・治療・手術前後の管理など脳神経疾患の診療すべてにわたります。脳神経外科が担当する疾患は、脳血管障害・脳腫瘍・脊椎脊髄・機能的脳神経外科(三叉神経痛、顔面けいれんなど)・先天奇形・てんかん・頭部外傷・その他 など非常に幅広く多岐にわたります。当院脳神経外科は1981年小文字病院開院当初より今日まで40年以上、北九州の患者様を中心に治療を行ってきました。近年では、北九州はもとより、遠方からも手術を受けに多くの患者さんが来られています。
脳神経外科では頭部領域の疾患を幅広く診療しています。
- 脳卒中(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血、脳動脈瘤、もやもや病)
- 脳腫瘍
- 頭部外傷
- 機能的疾患(三叉神経痛、顔面痙攣など)
- 水頭症 (特発性正常圧水頭症)
- その他(頭痛、めまい、中枢神経系感染症など)
脳神経外科の特徴
One Team
脳血管内治療は技術と機器の進歩が目覚ましい分野です。脳神経外科医だけでは最善な治療は成し得ません。治療チームとして治療に関わる多職種が参加したカンファランスを定期的に行うことで技術と知識のブラッシュアップに努め、質の高い最新治療を安全に提供します。
低侵襲
以前は開頭手術しか治療法が無かった疾患も、頭を切らずに治療することが出来るようになっています。抗血小板剤を内服中で中止が困難な方、心疾患や呼吸器疾患により全身麻酔が困難な方、全身麻酔が負担となるご高齢の方に対しても治療が可能です。
テーラーメイド
新小文字病院脳神経外科では安全・確実な治療を常に目指しています。外科的治療と血管内治療のどちらが適しているのか、脳神経外科カンファランスで多角的に検討して個々の病態に応じて最適な治療を提供できるようにしています。
スタッフ紹介
-
脳神経外科統括部長
駒谷 英基
こまたに ひでき
出身大学 久留米大学 資格 医学博士
日本脳神経外科学会専門医・指導医
日本脳卒中の外科学会 技術指導医
日本脳卒中学会認定脳卒中専門医・指導医
三学会承認脳血栓回収療法実施医
脊椎脊髄外科専門医
日本脊髄外科学会認定医
日本抗加齢医学会専門医 -
脳神経外科部長
押方 章吾
おしかた しょうご
出身大学 久留米大学 資格 日本脳神経外科学会専門医・指導医
日本脳神経血管内治療学会専門医・指導医
日本脳卒中学会認定脳卒中専門医・指導医
臨床研修指導医 -
脳神経外科医長
藤原 誠人
ふじわら まこと
出身大学 宮崎大学 資格 日本脳神経外科学会専門医