社会医療法人財団 池友会 新小文字病院 社会医療法人財団 池友会 新小文字病院

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部門紹介

栄養科

病状にあった食事のご提供で、疾患の治癒あるいは病状回復を図っています。

食事は医療の重要な一部であり、当院は患者さんの病状にあった食事を提供することにより疾患の治癒あるいは病状回復を図ることを目的としています。「病院食はまずい、冷たい」というイメージはもうはるか昔、当院では温冷配膳車によって、温かい料理は温かく、冷たい料理は冷たくお出ししており、患者さんからは好評を頂いております。献立はサイクルメニューを導入しており、食事をおいしく楽しみにしていただけるよう給食委託会社と共に献立作成スキルや調理技術の交渉に日々精進しています。
厨房ではスチームコンベクションやブラストチラー(急速冷却機)、電解水消毒などを導入し、クックサーブ方式からクックチル方式の併用へ、安全な食事提供の継続のための調理室や食器・機器具等の管理及び衛生監視を実施しています。また、患者さん一人ひとりの疾患に応じて適切な栄養管理に努めるため、病棟専任管理栄養士を配置しています。
平成31年、栄養関係功労者の特定給食施設部門において福岡県知事表彰を頂いております。

給食管理業務

厚生労働省「大量調理施設衛生管理マニュアル」に従った調理・衛生管理を行っています。管理栄養士と調理スタッフで、家庭的な味で提供できるよう季節感や行事を取り入れたメニュー等を提供し、患者の個々の身体状態やご要望により、食品の選択・形態・食器などを検討し対応しています。

行事食

一日も早い回復を願うと共に食事で季節感を感じていただけるよう、国民の祝日や節句などに、ウナギやロブスター、季節の果物などを普段とは違った食材を使用した行事食を用意しています。(月に2回以上)。添えてあるメッセージカードは栄養科スタッフが心を込めて作成しています。

栄養管理業務

入院時より医師の指示に基づきここに合わせた適切な食事の提供と退院後の健康的な食生活の為の支援、食事療法が必要な方の栄養相談など、各病棟専任の管理栄養士が迅速に対応しています。また、重症患者に対して早期栄養介入加算を算定しており、早期の経口移行・維持及び低栄養の改善等につながる栄養管理を実施しております。
入院はもとより外来の患者へも個別指導を行うなど、退院後も適正な栄養状態が維持できるよう支援します。また、褥瘡対策チームや摂食嚥下チーム他、院内の様々な活動にも関わり、多職種と連携して専門性を生かした活動を行っています。
  • 管理栄養士在籍数 5名
  • 日本臨床栄養代謝栄養学会 栄養サポートチーム専門療法士 1名
  • 日本糖尿病学会 糖尿病療養指導士 4名
  • 日本病態栄養学会 病態栄養専門管理栄養士 2名

NST(栄養サポートチーム)活動

チーム医療の充実による医療の質向上のため、平成18年に全科型NSTを立ちあげ、活動を行っています。
主な活動として、NST勉強会の開催や、複数の職種で連携した週1回のNSTカンファレンス・回診による栄養治療実施計画の作成、栄養療法プランの提案を行ってきました。
令和元年9月より、厚生労働省が指定した栄養管理に関わる所定の研修を修了した医師・看護師・薬剤師・管理栄養士の他、言語聴覚士、脳卒中リハビリテーション認定看護師なども、多職種参加による栄養サポートを実施し、栄養サポートチーム加算を算定しております。