社会医療法人財団 池友会 新小文字病院 社会医療法人財団 池友会 新小文字病院

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薬剤科

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2023年薬剤科集合写真

薬剤の適正使用を通して患者さんへ安心と安全を提供します。

お薬は正しく使用しないと効果が現れないばかりか副作用が生じてしまうことがあります。私たちは皆様がお薬を正しく安全に使用できるように薬の適正使用に努めています。また、担当薬剤師がお薬に関する疑問や不安などの相談に丁寧にお答え致します。

1.調剤・処方監査業務

医師の発行した処方箋を元に正確に調剤を行います。調剤した薬剤は処方鑑査システムを用いて正確に調剤されたかチェックを行います。
また、薬剤師は処方鑑査を行い重複処方や相互作用の有無を確認します。処方内容に疑義が生じた場合には処方医に疑義照会・処方提案を行います。
※お薬の相互作用をチェックするために入院前のお薬情報が必要です。
入院時にはお薬手帳と服用しているお薬を持ってきて下さい。

2.抗がん剤調製業務

抗がん剤は種類も多く、使用方法も様々です。また使用方法を誤ると重大な副作用が生じる薬剤でもあります。そのため、薬剤師が抗がん剤の調製を行っています。また、安全に投与を行うために投与計画(化学療法レジメン)の管理を行っています。投与に関して患者には抗がん剤の説明を行います。

3.病棟業務・服薬指導業務

服薬指導(薬剤師)
入院している患者には薬剤の適正使用が実施されることが重要です。病棟業務では患者面談を通じて担当薬剤師が各々患者の薬歴から有効性を考え、副作用が現れていないか安全性の確認を行います。投薬にあたっての問題点があれば解決方法を考えます。また、患者へ適切な服薬方法を説明します。

チーム医療への参加

薬剤師は薬の専門家としてチーム医療に積極的に参加しています

心不全ケアサポートチーム(薬剤師)

当院では、毎週金曜日に心不全カンファレンスを行っています。医師、看護師、理学療法士、薬剤師、臨床検査技師、栄養士、地域医療連携室などのさまざまな職種が参加し、心不全で入院となった患者さんの入院前の生活状況や入院経過、問題点や今後の方針について話し合います。カンファレンスでは各職種が意見を出し合い、心不全患者さんの早期社会復帰や再発予防を目指しています。
心不全チーム(薬剤師)
薬剤師は、心不全に対して必要な薬剤が導入されているかの評価、相互作用の確認や副作用モニタリングを行い、必要があれば医師に処方提案します。また、退院後患者さんが自宅でもしっかりお薬を服用できるよう調剤方式の変更や服用時間の見直しなど入院中からサポートできることがないか考え、介入しています。
近年、社会の高齢化に伴い心不全患者は増加しつづけてており、新規治療薬の開発や心不全に対する適応拡大、ガイドラインの改定など心不全に対する薬物療法は変化しつつあります。私自身まだまだ未熟ですが、心不全患者さんを薬の面からサポートできるよう勉強し、他職種と連携しながら心不全治療に取り組んでいきます。

その他

  • 抗菌薬適正使用チーム(Antimicrobial Stewardship Team)
  • 褥瘡対策チーム
  • 認知症サポートチーム
  • 栄養サポートチーム (NST:Nutrition Support Team)
  • 心不全ケアサポートチーム

資格・認定

  • 日本病院薬剤師会 日病薬病院薬学認定薬剤師 2名
  • 日本病院薬剤師会 抗がん化学療法認定薬剤師  1名
  • 日本化学療法学会 抗菌化学療法認定薬剤師 1名
  • 日本臨床栄養代謝学会 栄養サポート(NST)専門療法士 1名
  • 日本臨床救急医学会 救急認定薬剤師 1名
  • 日本中毒学会 認定クリニカル・トキシコロジスト 1名

化学療法レジメンについて

新小文字病院では使用する化学療法レジメンについては、院内の委員会で検討したのちレジメン登録を行っております。以下に癌種ごとに化学療法レジメンの一覧を掲載いたします。