PRP療法（再生医療）｜整形外科｜診療科・センター

PRP（多血小板血漿）療法は、ご自身の血液の中でにある血小板が持つ修復力や炎症を抑える力を利用して、関節の痛みの軽減や傷んだ部位の修復が期待される再生医療です。
血小板は、血液の中に含まれる細胞の１つです。その働きとして、血管が損傷した時に、固まって出血を止めることが知られています。その血小板は”成長因子”と呼ばれる物質を含んでいます。成長因子は、周りの細胞の増殖や成長を促進したり、組織の修復を進める作用があります。
PRP療法では、この血小板を濃縮して患部に投与することで、
自己治癒の機能を促したり、関節炎の症状軽減や痛みの緩和することを目指しています。

①初回診察(保険診療)
事前に整形外科の専門外来で問診、診察、画像診断（レントゲンやMRI）、採血検査、リハビリテーションなどを実施し、再生医療適応かを判断致します。”適応がある”と判断されれば、治療を行う日程を決定します。

②治療当日(自由診療)
※治療当日は1時間程度お時間がかかります。

③治療後の経過観察(保険診療)
２週間後、１ヶ月、２ヶ月、３ヶ月、６ヶ月後に整形外科担当医師の外来診療を受けて頂き、治療効果を高めていきます。

2023年4月1日～2023年12月31日時点

PRP施行数　　　　38例（膝36例　肘2例）
PRPをされた約60％の方が１～３か月で痛みがVAS（痛みの評価）が平均で24.7mm、JKOM（膝の評価）が平均で16点改善が見られた。

費用：
膝　　　　　　　　　　　　　　　55000円（税込）
上腕骨外側上顆炎　足底腱膜炎　　33000円（税込）
PRP療法は自費（保険外）診療となります。

PRPにご興味がある方は１度整形外来へお電話ください。
その際、「PRPの件」とお伝えください。
（093-391-1001　整形外来　月〜土曜日　13:30〜16:30 ）
電話で問い合わせ後、受診日を決めさせて頂きます。
（月、火、水、土曜日の午前中の佐藤医師外来日となります）